ケアマネージャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
また、試験を受けるためには、介護老人福祉施設や介護老人保健施設などにおいて、生活相談や相談支援専門員、もしくは主任相談支援員としての実務経験が通算5年以上かつ900日以上必要です。

ケアマネージャーとして働く上で必要な知識や技術が身につく介護支援専門員実務研修もあり、基本的にケアマネージャーの資格の有効期限は5年間であるため、5年ごとにこの研修を受けなければなりません。
この有効期限が切れてしまった場合、更新手続きをする必要があります。
更新手続きをしなかったら、介護支援専門員再研修を再び受け直して、専門員証を新たに交付してもらう必要があるので注意が必要です。

高齢者の増加により介護業界の需要が高まり、それとともに当然ケアマネージャーの需要も高まっています。
また、高齢化社会に伴いケアマネージャーの活躍の場も広がっており、職場の選択肢も増えています。
ケアマネージャーの資格を取得する事で、キャリアアップや給与のアップなどに期待ができるため、介護職の仕事をする際にはケアマネージャーの資格取得を目指す人も多く見られます。
介護支援専門員実務研修受講試験は年に1回実地されており、申込み期間は6月上旬から7月上旬の1ヶ月間、合格発表は11月下旬頃です。
試験を受ける際には受験手数料が必要のため、それも踏まえて事前に準備しておくとよいでしょう。